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~ あせらず 楽しく むりなく ~

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おくりびと

新病院になって初夜勤

最初の部屋周りスタート

すると


ターミナルの患者さんの様子がおかしい
レベルⅢケタ、全身発汗著名、四肢冷感&チアノーゼ、脈触れず
呼吸音もゴロゴロで、死前喘鳴っぽい感じ??
ん!?
送りではそんなこと聞いてないけどなぁ・・と思いながら
バイタルを計ってみると
T39℃台、BP測定不可、SPO70%台
体温調節できなくなってるし、明らかに亡くなる直前の状態

その方は身寄りのない方だったので連絡するご家族もいないし
ご本人と主治医の間で、何もしないと決まっていてDNRだったので
とくにすることはないんですが
とりあえず主治医に今の状態を報告
「酸素もモニターもつけないで 何もしなくていいから」と

幸いほかの患者さんがみんな落ち着いていたので
その患者さんの部屋にずっといました

何もしなくていいと言われたものの気になるので
手動の血圧計とサチュレーションはつけていました

しばらくして
主治医が様子を見に部屋に入ってきて一言
ピッピ ピッピ やめたげて」と
(サチュレーションモニターはレートにあわせてピッピッと音が鳴るんです)
そして
熱があるなら坐薬使ってあげて しんどいのはかわいそうだから」と
さすがにこの状態で坐薬はこわかったので
先生、12,5mgですか?」と訊くと
この人には25mg処方してたよね 血圧は気にしなくていいから25mg使ってあげて」と

坐薬投与して40分後にレートが停まりました

亡くなる直前だと、血圧に影響する薬は中止になることが多いんですが
この先生は、血圧を気にして薬を使わずにしんどい時間を延ばすなんてナンセンスだという考えの人で、
個人的に、この先生のやり方は好きです
まぁ このへんは賛否両論別れますけどね

とても静かな落ち着いた夜で
時間はたっぷりあったので
緩和ケア病棟からメイク道具を借りてきて
きれいにしてあげました

翌朝、市役所の人が葬儀屋さんを手配して、お迎えがきました

今日もまたおくりびとさせていただきました
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